楽おろし、楽すり鉢の「元重製陶所」さんにお邪魔しました
島根県江津市にある『元重製陶所』
クロワッサンの店でも人気の「楽おろし」と「楽すり鉢」を作っている、『元重製陶所』さんは、島根県の中でも山口県寄りの江津(ごうつ)市にあります。
東京駅から新幹線と特急「やくも」、在来線を乗り継いで7時間以上かかる場所にあるのですが、この度スタッフのMがお邪魔しました。
製陶所を見せていただきました
今回『元重製陶所』さんを訪れたのは、実は仕事とは全く関係なく、江津に住む友人を訪ねて、のことでした。
なんのアポイントも取っていなかったので、「ご挨拶と、可能ならおもての写真を撮らせていただければ」と突然お邪魔したにも関わらず、「良かったら中もどうぞ」と、専務の奥様でもある由希さんが、あたたかい言葉で迎え入れてくださいました。
釉薬は社長さんが
入口を入って、少し奥に進むと、職人然とした男性の方が黙々と作業をしてらっしゃいました。
案内してくださった若奥様が「社長が釉薬をかけているところです」と説明してくださいました。
突然の不躾な訪問なのに、笑顔を見せてくださって、ホッとしました。
大きな窯で約2000個が焼けます!
さらに奥に進むと、大きな窯が二つありました。
一回の窯にすり鉢とおろし器が約2000個も入る大きさだそう!
焼く時間は27時間ほど。
最初は弱火で、少しずつ温度を上げて、最後は高温で焼き上げるのが「石見焼(いわみやき)」の特徴だそうです。
ひとつひとつ丁寧に梱包されています
出荷作業もひとつひとつ丁寧に、箱に詰めていらっしゃいました。お店まで、そしてお客様まで無事に届きますように。
案内してくださった由希さんは、友人に「楽すりばちをつかって、離乳食作りにも良いですよね」と話してくださいました。
突然お伺いしたにも関わらず、優しく対応してくださった製陶所のみなさま、本当にありがとうございました!
使うのが楽しみになる「楽おろし」
「楽おろし」と言う名前の通り、本当に楽に食材がおろせます!
生姜好きの私が一番使うのは「小サイズ」。底の‘シリコンゴム’と、表面の‘セラミックをランダムに砕いた粒’のおかげで、面白いように簡単に食材がおろせます♪
見た目の素敵さもあって、使うのがとっても楽しみになる台所道具です。