汚れのかきとり、汚れの落ちやすさ、耐久性、乾きやすさに違い。

このテーブルふきんが特別なのは、高級な番手の太いレーヨン100%の糸でできているから。番手が太い糸は、汚れのかきとりと耐久性をアップします。海外製や価格の安いふきんとの違いは、8枚、12枚の重ねすべてを太番手の同じ生地にしているところ。そのため、耐久性が良くふっくらとしているのです。(※番手…糸の太さを表す単位)

乾きやすい、真っ白なふきん

また、レーヨン100%の生地は、綿や綿混生地に比べてふきんについた汚れが落ちやすく、乾きやすい特徴をもっています。その代わり色が落ちやすく、生地染めに向かないので、漂白可能なシンプルな真っ白なふきんになっているのです。

かやふきんの「かや」って何?

奈良近隣で昔から織られている目の粗い平織りの生地です。

かやというのは、かや織りという織り方のこと。たて糸とよこ糸が交互に組み合わさった平織りというベーシックな織り方です。編目が大きいから通気性抜抜群。昔から蚊帳として使われていました。蚊帳を作る際にでた切れ端を重ねてふきんにしたら、大変使いやすかったというのがかやふきんの発祥だそうです。
※実は・・・ガーゼも同じ平織の生地を重ねて作っています。生地の目がかやよりも細かいだけなのです。