fog linen work(フォグリネンワーク)の製品に使われるリネン。普段使いに取り入れる際に、かかせないお手入れについてまとめました。

リネンのお手入れは?

○ 洗いについて
fog linen work のほとんどのリネン製品は洗濯機で普段通りにお洗濯して頂けます。
ウェアなど、型崩れが気になるものはできれば洗濯ネットに入れて洗っていただくことをお勧めします。
蛍光増白剤入りの洗剤は色ムラの原因になりますのでご使用をお避けください。
濃い色の生地は色落ちしますので、最初の数回は白いものと分けて洗ってください。

○ 脱水・乾燥について
乾燥機のご使用やお湯でのお洗濯は生地が縮み、風合いを損ねますので、お控えください。
脱水後、生地をパンパンと引っ張って干してください。素朴な風合いがお好みの場合はノーアイロンでも。
ゆるく脱水していただくと水の重みである程度のシワが伸びます。
アイロンがけの際にシワをとるには、お洗濯後、半乾きの状態でのアイロンがけが効果的です。
洗いざらしの自然な感じも、アイロンをしっかりあててピシッとした表情も、お好みに合わせて使い分けてみてください。

○ 納品時の生地について
納品時は生地の表面のノリが効いている状態ですので、一度の水通しで風合いが随分違って感じられます。
ワンウォッシュ加工を施している衣類以外の製品は、初めて水を通すと5% ほど縮みます。

 

ナチュラルの生地は、自然な風合いを生かしたフラックスの繊維そのものの色です。
漂白も脱色もしていない、素材本来の色を生かしておりますので生産地の天候や収穫時期によって色が若干異なります。
同じ商品でもナチュラルの色に濃淡の違いが出る場合がございますので、ご了承ください。
 

リネンの生地の表面には天然繊維を生かして織った生地特有のネップと呼ばれる繊維が絡み合ってできた糸の節が見られる場合があります。
ネップが目立つ場合は先のとがったものを使って生地の裏側に押しこんで頂きますと目立たなくなります。

 
リネンの繊維は毛足が短いので、コットンなどの繊維に比べると「ケバが出にくい」素材ですが、お使い初めのころは繊維から多少のケバが出る場合がございます。
お洗濯を繰り返すとケバが少なくなりますので、気になられる場合は数回のお洗濯をお勧めします。