【静岡店】「夏の夜を快適に。アロマピローミストづくり」を開催しました
こんにちは、広報スタッフのさかっきーです。
2024年8月17日(土)、クロワッサンの店 静岡店で「夏の夜を快適に。アロマピローミストづくり」を開催しました!
大手化粧品メーカーの商品開発、ハーブティー調合、アロマ アドバイザーの経験を持つ大塚景子さんが教えてくれる、「心地よい夏の夜を過ごすため」 のオリジナルアロマをブレンドするワークショップです。
イベントスペースに行くと、落ち着いた雰囲気のおしゃれなテーブルがありました。
テーブルクロスの上にはユーカリの枝葉が置かれ、中央には本日の主役であるアロマピローの素の精油が並んでいました。
講師の大塚さんが持って来て下さった調合用の精油は、全部で14種類!
この14種類がどんな香りなのか楽しみです!
お客さんも揃い、イベントがはじまりました!
まずは講師の大塚さんがブレンドされた茶葉を使って淹れてくださったハーブティーが出てきました。
レモンバーム、レモンバーベナー、ペパーミント、バードックが入っているそうです。
「バードック」って聞き慣れないなと思ったら、なんとゴボウの事でした!大地の味がするゴボウを入れ、地に足を付けて気持ちを落ち着かせてくれる気持ちになるハーブティーだそうで、体の中にスーッと入って来てリラックスした気持ちになりました。
美味しいハーブティーを飲みながら、大塚さんのプロフィールや自律神経のお話を聞きました。
大塚さんは、忙しい化粧品メーカー時代からずっと治らなかったニキビがあったそうです。会社を辞め、ハーブやアロマを試したら、10年間治らなかったニキビが消えたとの事。
そこから自然の力の凄さを知り、ハーブの会社に勤めてハーブなどを学んだ後、独立をされたそうです。その後、科学的なアロマのお話ではなく、自分の感覚で楽しむアロマの講座を各地で開催されているとの事でした。
「忙しい毎日の中でも、自分に目を向ける時間が大切、ベクトルを外側だけでなく内側に向けて自分の感覚で香りを楽しみましょう」とおっしゃっていました。その他にも呼吸を整えたり、自分自身をリラックスモードにして体を楽にする、等教えてもらいました。
リラックスしたら、次はいよいよアロマづくり。
まず14種類の精油を1つずつ嗅ぎます。自分に合うか、「◎」「〇」「△」「×」の四段階で評価し、嗅いだ時どんな感じだったかのメモを取ります。
ここで簡単に、写真左上から順番に全14種類の精油を紹介します。
<トップノート>※嗅いだ時、1番最初に感じる香りです。1番最初に消えます。
1.オレンジスイート…ポジティブになりたい時、リラックスにも使えるので、日中でも寝る前でも使えます。完全にオレンジの香りです。
2.柚子…精神安定やリラックス効果もありますが、落ち込んだ気持ちを上げてもくれます。こちらも柚子の香りです。
3.ペパーミント…気持ちを沈静してくれます。個人的に一番好きな香りでした。
4.スペアミント…ミントでも色々と種類があるとの事です。こちらは気持ちを覚醒してくれるし、鎮静もしてくれます。
<ミドルノート>※持続力が長く、メインになりやすい香りです。
5.ベルガモット…イライラや緊張を緩和してくれ、ストレスが多い人に刺さりやすい香りです。
6.ゼラニウム…不安やソワソワしたりと、女性ホルモンバランスに対して効果を発揮します。
7.ブラックプルース…呼吸のサポートや血圧を下げてくれます。森のイメージが強いです。
8.ラベンダー…イライラや不安、リラックスしたい時に。夜寝る時にもオススメです。
9.イランイラン…女性バランスの調整や自身を取り戻す時に。呼吸をスローダウンしてくれます。
10.サイプレス…ヒノキの葉っぱ。怒りを緩和してくれます。スッとした感じがするので、心のモヤモヤをクリアにしたい時に。
11.カモミールジャーマン…眠れないときに鎮静する成分があります。
<ベースノート>※1番持続力が高く、後に残る感じです。
12.フランキンセンス…深く集中したい、没頭したい時やアイデアが欲しい時などにオススメです。
13.シダーウッド…鎮静と高揚、両方の効果があり、気分を穏やかにしたい時や、緊張を緩和したい時に使います。
14.ヒバ…森林浴のような感じがするヒバの香りです。
ムエット(細長い白い紙)の端に精油を垂らして、順々に香りを嗅いでいきます。一番面白かったのは、香りの感じ方が人それぞれ全く違う事です。14個目の香り「ヒバ」ですが、「◎」を付けて気に入った方もいらっしゃれば、私が参加した回は満場一致で「×」でした。その他にも、私が気に入った香りに対して他の人は「△」「×」だったりと、ここまで香りって人と違く感じられるのかとビックリしました。
体調がいい時に香りを嗅いで「普通かなあ」と思っても、体調が悪い時に同じ香りを嗅いだら「いい香り!」と感じるように、嗅いだ人の体調などで、感じ方が違ってくるそうです。
リストをチェックし終えたら、調合したい精油を最大で5つ選びます。
選ぶ際のコツは、いい香りと思っても、鼻先で止まらずにスーっと奥まで入ってくるかどうかで自分に合うか判断をするのが良いそうです。
私も5つ選びました!1番気に入ったペパーミントに、スペアミント、イランイラン、サイプレス、フランキンセンスの5種類です。どうやらスーッとするミント系が好きなんだなと分かりました。
香りが決まったら、大塚さんに配合量を見てもらいます。
サンプルの香りを嗅ぎ、それに合う精油の量を正の字で書かれていましたが、「そんなことって嗅いで出来る事なの!?」とビックリ。本当に凄いですね…
次に、小さなビーカーに「植物発酵エタノール」を10ml入れ、大塚さんが書いてくださった配合量を見ながら精油を入れていきます。入れ終わったらガラス棒で混ぜて香りをかぎます。
選んだサンプルの香りと一緒かを嗅ぎ比べ、まだ違うかな?と思ったら大塚さんに相談します。
私も大塚さんにお願いして、微調整をしてもらいました。数滴ずつ足しながら理想の香りにしていきます。
作っている間、他の参加者の皆さんが選んだ香りを嗅がせていただきましたが、皆さん違った香りになっていて、改めて皆さんの香りの感じ方が人それぞれ違うんだと思いました。香りって奥深いですね…。
調整の末、遂に完成です!サンプル通りのミントがスーッと香る、だけどほのかに甘い感じもある、自分だけのアロマピローミストです!
完成品を2週間ほど置いておくと中に入った香りが全体的に馴染んでくるとの事です。使い切るのは半年がオススメ。服やハンカチにかけたりルームミストとして使って楽しめます。ワンプッシュで3~4時間くらい香りが感じられます。
今回、大塚さんが用意してくださった精油は、どの組み合わせでも落ち着きを与えてくれる香りになっていたそうで、まさに眠れない夏の夜にピッタリのアロマピローワークショップになりました。
大塚さん、ありがとうございました!
今後も静岡店は様々なイベントを開催していこうと思っておりますので、よろしければクロワッサンの店 静岡店のインスタグラムをフォローしていただき、最新情報をチェックしてください!また、大塚さんのワークショップなどの情報が気になる方は大塚さんのインスタグラムも、ぜひご覧ください!