こんにちは、広報スタッフのさかっきーです。

2023年11月4日(土)と5日(日)に、クロワッサンの店 静岡店で「羽釜でゲリラ炊飯」と「柿渋染・暮染体験」を開催しました!

「羽釜でゲリラ炊飯」は、お店の前で羽釜で炊き立ての新米を振舞うイベントで

「柿渋染・暮染体験」は、お店の中で参加者の皆さんが持参した衣類を、柿渋で染めることができるイベントでした。

今回は2組の方達をお迎えしました!

まず紹介するのは「ONE SLASH(ワンスラッシュ)」の皆さんです。

琵琶湖の最北端の人口4000人の町、滋賀県長浜市浅井町で子供の頃から仲が良かった若手が立ち上げたチームです。「RICE IS COMEDY(米づくりは喜劇だ)」と銘打った地元での米づくりなど、地元を全力で楽しみながら地域を盛り上げている彼らの活動の1つが、自分たちが育てた米を全国のまちで振舞う「ゲリラ炊飯」です。羽釜で炊いた炊き立ての美味しいお米を食べられるこのイベントは、食べたみんなが笑顔になれます。そんな素敵なイベントを続けている彼らが、クロワッサンの店 静岡店にもやって来てくれました。

そしてもう1組が、柿渋染・暮染の職人さんの水谷真也さんです。

元々はジーンズで有名なリーバイスに18年間勤務されていたのですが、今の会社の社長さんの柿渋染めの技術や発想力に魅せられて入社をし、染物の世界へ入ったそうです。職人として働きながら、伝統技術の発信・継承にも力を注ぎ、型にとらわれない自分らしい生き方やスタイルを大切にしながら、地球に優しく将来につながるビジネスのあり方を模索しています。今回は弟さんもサポートとして一緒に来てくださいました。

この日はちょうど静岡で、大道芸ワールドカップが開催されている日。県内外から大勢の人達が大道芸を見ようと歩いている中、どどんっ!とクロワッサンの店の前に並んでいるのは、「ONE SLASH(ワンスラッシュ)」の皆さんが用意した羽釜です。これだけ並んでいると注目度がありますね…!ゲリラ炊飯と書かれたしゃもじも存在感を放っています。右奥にあるゲリラ炊飯の文字も目を引きますが、ちょうどその奥でも別の準備が進んでいました。

お店に入ってすぐの右手のスペースでは、柿渋染めの体験イベントの準備が進んでいました。このあと床にも布を敷いて染料が飛んでも大丈夫なようにしていきます。自分も商品を移動させたりお手伝いをしながら、イベントが楽しみでワクワクしていました。

羽釜から湯気が出てきたのを合図に人が集まってきました。「無料で炊き立てのおにぎりをお渡ししますよ~」と告知して整理券をもらった方が、そろそろかな?と待っていたり、羽釜を並べて何をやるんだ?ゲリラ炊飯って何だ?と気になっている方達で、どんどん人が増えていきました。

お米が炊き上がって大勢の方が列を作り、炊き立てご飯のおにぎりを待ちわびている様子です。歩行者天国というのと大道芸ワールドカップで人出が多かったのもあり、ゲリラ炊飯の前はとんでもない行列になっていました。あまりにも人が多く、列整備などでてんやわんやした結果…肝心の羽釜の中、炊き立てのお米を撮り忘れるミスをしてしまいました…。

こちらが炊き立てのお米で作ったおにぎりです。おにぎりを貰った後、クロワッサンの店の人気商品 『あわじ 大江海苔(味付)』『サクサクしょうゆアーモンド 発酵のちから』など、ご飯のお供をちょこんとのせて完成です。

お米は何回か炊いたのですが、毎回行列が凄く「何をしているのか?」と気になる方もいれば「いつ炊き上がるのか?」と時間を気にされる方も多く、羽釜の前には常に大勢の人が集まり、美味しそうに炊き立てのお米を味わっていました。

羽釜の前に人が集まっている間に、クロワッサンの店内でももう一つのイベントが始まっていました。普段なかなか体験できない柿渋染・暮染のイベントです。参加者の皆さんは水谷さんの説明を聞きながら、自分が持ってきた白いシャツや、ちょっと汚れが付いてしまった上着などを使って染物体験をされていました。

柿渋の染料に漬けると、シャツの色がまっ茶色に!

2人がかりで染めた服を絞っていきます。

干して乾いたあとは洗濯機などで洗って、更に染料を落としてほしいとの事です。自分はジージャンを持参した為、絞るのがとんでもなく大変でした…ご苦労をおかけし申し訳ございませんでした…。

店舗入ってすぐのところで開催していたのもあり、店内のお客さんは興味津々で見学されていました。

お店の入り口横には水谷さんが染めた服やバッグが販売されており、気になった方が手に取られていました。

今回の2つのイベントは2日間開催しましたが、どちらも多くの方達に来ていただけました。柿渋染・暮染イベントは事前予約でしたが、当日販売していたシャツなどを購入することで参加された方もおり、更に多くの方に体験していただけました。ONE SLASH(ワンスラッシュ)の皆さん、水谷さん、ありがとうございました!ONE SLASH(ワンスラッシュ)の皆さんと、水谷さんの詳しい情報はこちらから!

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