【静岡店】「手ぶらで参加できる! 気楽な梅干しづくり教室 in静岡」を開催しました
こんにちは、広報スタッフのさかっきーです。
2024年6月15日(土)、クロワッサンの店 静岡店で「手ぶらで参加できる! 気楽な梅干しづくり教室 in静岡」を開催しました!
東京の大人気梅干し店「BambooCut」が静岡に初上陸!厳選した紀州の完熟南高梅を使った梅干しづくりのイベントです。教えてくれたのは、「マツコの知らない世界」に出演する程「梅干し愛」にあふれる、竹内順平さん。美味しい梅干しを追い求めてきた、梅干しのスペシャリストです。
イベントスペースに行く階段を上る前から、店内にはとても甘くていい香りがしてきました。匂いの元はイベントの主役、紀州特産の南高梅!あまりにもいい香りすぎてずーーっと嗅いでいました。今年は梅が不作だったそうですが、とてもきれいでコロッとして可愛い見た目ながら、持つと中身が詰まったずっしり感が伝わってきました。
イベントの準備もバッチリです!真ん中には長い木箱に入った梅、そして各テーブルには瓶・塩・ホワイトリカーが入ったスプレーボトル・竹串が並んでいます。私は梅を漬けた経験が無いので、どうやって使うんだろう?と興味津々で見ていました。
お客さんも揃い、いよいよイベントスタートです!講師の竹内さんが丁寧に説明をしてくださり、中にはメモを取りながらお話を聞かれる方もいらっしゃいました。
まずは梅を選ぶところからです。目の前にある木箱に入った梅の中から梅を選びます。いい梅の特徴としては「黄色い梅を選ぶ」とのことです。糖度があるそうですよ。ただ、触ってブヨブヨして水膨れしているものや傷がついているものは避けたほうがいいそうです。中には赤くなっているものもありますが、ただ日焼けしているだけだそう。見た目が可愛いですよね。
大体18個くらいの梅を選びます。(今回500gの梅干しを漬けたのですが18個くらいで500gだそうです)自分で選んだ梅を目の前に並べて眺めているうちに、「愛着がわいてきた」という方も多くいらっしゃいました。
ここで竹串の出番がやってきました。竹串を使い、梅を傷つけないようにしながら梅のヘタをちょんちょんっとやって取ります。私もやってみたのですが、ポロっと取れたときの瞬間が、思った以上に気持ちよく、気分が乗ってどんどん取りまくりました。
次の出番はホワイトリカーが入ったスプレーボトル。ホワイトリカー…35%の焼酎でアルコール消毒をしていきます。まず梅にシュッシュ、そして梅を漬ける瓶とフタにもシュッシュ。梅干しづくりの大事なポイントとして消毒が大きいそうです。なんでも失敗の原因で多いのが、消毒不足でカビが生えてしまう事だそうです。しっかりやらなければならない大事な作業ですね。
そしてまさかの塩にもスプレーを!梅に塩をしっかりまとわりつけたいからということで、しっかりシュッシュします。最後に自分の手にもシュッシュして準備完了です。
いよいよ梅に塩をつけます。トレーにのった塩の上に梅を置き、両手で梅をコロコロします。塩を梅に刷り込ませるようにつけていきます。その後、ヘタの箇所に塩をモリモリっと詰め、瓶に入れてあげます。できるならヘタを上にして入れ、瓶の中を隙間がないように敷き詰めて入れていきます。そうすることで、ヘタから梅酢が出やすいそうです。
梅酢とは果汁と塩が混ざったもので、梅を腐らせずに保存してくれる役割もあります。みなさんがイベントで梅干し作りにつかっている梅は、翌日には梅ジャム向きになるくらい熟し、明後日には駄目になってしまうくらい足が早いのです。そうならない為に、漬けた際にはいかに早く梅酢を出せるかが大切になってくるため、梅酢が出やすいようにするのも大事な作業になってきます。
キレイに敷き詰めて、トレーに残った塩や手に付いた塩も上からかけていきます。まるで雪をかぶった梅みたいです。
500gの梅に対して500gの重しを上からのせます。講師の竹内さん達が用意してくださった赤いビー玉袋にもシュッシュとアルコール消毒をして梅の上に入れていきます。なんで赤いビー玉なんですか?と聞いたところ、梅をイメージしたからだそうです。見た目もなんだか可愛らしいですね。
側面に貼られたのは、雑魚寝スタイルの梅干しシール。吹き出しに漬けた日にちなどを書くと、いつ漬けたかが分かって便利とのこと。「おいしくな~れ」なんて気持ちを書いたり「酸っぱい梅だよ」とどんな梅が漬けられているかを書いたりと、皆さん色々な一言を書かれていました。これで梅干しづくりの作業は終了です。
梅干しを漬けた後、講師の竹内さんが教えてくださった梅干しづくりの流れが書かれた冊子が皆さんに配られました。これ1つで個人でも梅干しづくりができるように、しっかり解説が書かれていたり、梅干しのアレンジレシピも書かれていました。
冊子の最後には天日干しについて書かれており、講師の竹内さんが実際の道具を出しながら、おすすめの道具だったり、お客さんからの干し方の疑問についてなどにも答えてくださいました。私は梅干しって漬けたらすぐ食べれるとばかり思っていたので、聞いた瞬間「え、干すの?」とびっくり。でも梅「干し」って名前だからそりゃ干しますよね…
説明が終わった後、竹内さんが経営する会社「BambooCut」で販売をしている梅干しを食べ比べしました。
1番右は「酸っぱい梅」名前の通りめっちゃ酸っぱいそうです。
真ん中は「鶯(うぐいす)」微量の蜂蜜が入った、甘さや酸っぱさなどが丁度中間地点にある梅干し。
1番左は「昆布梅」昆布出汁で漬けた梅干しだそうです。
グラスに入った飲み物は静岡県島田市の緑茶で、BambooCutオリジナルのお茶だそうです。
一見すると同じように見えていても、食べると味が全く違うので、皆さん食べてびっくりされていました。
「BambooCut」は東京ソラマチにある「立ち喰い梅干し屋」というお店で「まかない瓶」という梅干しを販売しており、全16種類の梅干しが並んでいます。今回静岡店にも16種類の梅干しが並び、イベント終了後に買われる方もいらっしゃいました。
中身が見えて並んでいますが、全く違う種類の梅干しが並んでいるのが分かります。
ちなみに左から「オリーブオイルしらら」「キムチ梅」「焼き梅」「こんぶ梅」と並んでいます。
見た目はもちろんですが、どんな味がするか気になります。
今回のイベントは1日で2回開催のみでしたが、2回ともほぼ満席で大盛況でした!みなさん真剣に梅を漬けられ、梅干しに舌鼓を打ち、イベントを楽しまれていました。講師の竹内さん、サポートスタッフの小見山さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
今後も静岡店は様々なイベントを開催していこうと思っておりますので、よろしければクロワッサンの店 静岡店のインスタグラムをフォローしていただき、最新情報をチェックしてください!また、梅干しが気になる!食べてみたい!という方はBambooCutのHPで通販もあるので、ぜひご覧ください!